じゃんぼよしだの「家族猫をCM写真風に撮るコツ」

●商品と猫を目立たせよう!

CM写真の場合、商品と猫が目立つのが基本です。
そこで、背景に一工夫してみました。
この写真はわが家の「てんまる」です。
出窓にグラデーションペーパーを貼って撮影しました。
壁から床にたらすように貼るのがコツ。大きめのカレンダーの裏やシーツなどでも代用できます。
左右から光が入るので、猫の毛に光が当たってやわらかい感じが出ていますね。
右手にカメラ、左手に猫じゃらしを持って、視線を引き付けていますが、
もしほかの人がいたら手伝ってもらいましょう。

注意点: このような商品パッケージは光りやすい素材なので、商品名が読める角度を心がけ、
シワなども目立たないようにしておきましょう。


●商品の高さで撮影しよう!

CM写真のメインは商品です。
猫はイメージアップの脇役です。必ずパッケージがよく見える高さ(角度)から撮影します。

●猫の表情で商品を引き立てよう!

CM写真で女性などを使うのは、目を引くためですが、
さらに、その女性の魅力や表情が商品のイメージをつくります。
では、猫のいい表情やしぐさとは、どんなものでしょう?
わたしは、セリフをつけたくなるような猫の表情やしぐさだと思います。
この写真では、「これ、アタシのよ」という感じでしょうか。

●連写を使って、表情やしぐさをとらえよう!

この写真はあくびをしたところですが、
「大好きなごはんだぁ~」と喜んでいるように見えますね。
あくびをしたり、ベロを出したりしてくれるかどうかは運です。
でも、猫好きのみなさんなら、次の動きを予測できますね。
カメラを「連写」に設定して、動きを見逃さずに早めにシャッターを押して連写してみましょう。
デジタルカメラは何枚撮ってもタダです。
数打ちゃ当たる。プロもこれは同じです。

●商品と猫の両方にピンとピントを合わせよう!

かなりの接写になるので、ピントの合う範囲が狭くなり、
どちらかにピントが合わない可能性が高くなります。
上の写真では商品がボケてしまっていますね。
写真の技術としては、絞りを閉じるなどの方法で、ピントが合う範囲を深くすることは可能ですが、最も簡単な方法は、猫の顔(ピントを合わせたい場所)の近くに商品を置くことです。
後で、トリミングなどできる方は、少し離れて撮影するのみひとつの方法ですね。
ピントの合う範囲を深くするには・・・
  • 絞りを閉じる(シャッタースピードに注意)
  • 広角レンズを使う
  • 離れて撮影する

  • ●猫の視線で商品に注目させよう!

    この写真をご覧ください。
    これはこれで、悪くはないのですが、商品よりも猫の視線の先が気になりませんか?
    必ずしも商品を見ている必要はありませんが
    「商品の方向を見ている」ことで、視線の先と商品の両方に注目させることができます。
    この写真の場合は、商品をもう少し右に置くと、ぐっといい写真になりますね。

    ●食べているところを撮ってみよう!

    ごはんの場合、余計やものが入らない背景の場所にあらかじめセッティングすることができます。
    基本、床で撮ることになりますので上からの光になり、顔やごはんが暗くなることがあります。床に白い紙を敷いておくと、光が反射して明るくなります。
    電気スタント(蛍光灯タイプがベター)を近くに置くのもいいでしょう。
    猫はいつもカワイイのですが、食べているときはちょっと怖い顔になることがあります。
    連写して、いい表情の瞬間をとらえましょう。
    CM写真ですから、できるだけアップで猫の高さから撮影することが大切です。
    猫になった気持ちで、「きみはどんなごはんを食べているの?」とのぞき見している感じで撮影してみてください。

    「家族猫をCM写真風に撮るコツ」は、これで終わりです。みなさま、ぜひ家のかわいい猫ちゃんで試してみてくださいね!